さぁ、お目当ての車が届いたらいよいよ売り出します!!
どのサイトに掲載するにしてもまずは車の撮影をしなければいけません。
できればプロのカメラマンにお願いするのが良いでしょう。
世の中にはフリーのカメラマンがたくさんいます。
「車 カメラマン 探す」で検索するといろんなサイトが出て来ます。
有名な所ではランサーズですね。
http://www.lancers.jp/?ref=header_menu
相場は1台あたり15,000円前後です。
プロに15,000円払っても、自分で撮影するのと比べると、
売値で5~10万円は上がりますから、
高く売る為の必要経費とお考えください。
ちなみに上が私が撮った画像で、
下がプロのカメラマンが撮った画像です。
同じ車です(笑)
それと枚数は「可能な限り」多く撮影してください。
この実践会はネットで車を買われる方を相手にしてます。
ほとんどの方が現車確認はされずに、
画像のみで判断されます。
ですので、できるだけ多くの情報を提供してください。
外装の傷や内装の汚れも包み隠さず撮影してください。
人間の心理として隠したくなるのは分かりますが、
購入者の心理は真逆で、正直に開示したほうが安心感が増します。
画像が揃ったらいよいよネットで売りに出しましょう!!
ネットで車を売る方法はいくつかあります。
・自社サイト
・Gooやカーセンサーなど大手中古車サイト
・ネットオークション
・フリマアプリ
・地元情報サイト
・SNS
今回はこの中でも一番集客力があるヤフオクでの売り方をご説明します。
個人的にも一番オススメな販売チャネルです。
これからはメルカリなどのフリマアプリも台頭してくるかもしれませんね。
車を出品するにはプレミアム会員に登録する必要があります。
https://premium.yahoo.co.jp/info/guidelines.html
(月額462円です)
出品方法については解説してるサイトがたくさんありますので、
ここでは割愛させていただきます。
重要なポイントだけご説明します。
★タイトルの65文字は可能な限り埋めてください
★くどいようですが画像はたくさん掲載してください。
私はいつも1台につき200枚程 閲覧できるようにしてます。
メインでPRしたい画像はHTMLで出品ページに。
(「ヤフオク 画像 複数」などで検索すると色々な無料サービスがあります)
どのサービスでも20枚程度は出品ページに貼り付けられます。
細かい所や補足したい画像はオンラインストレージのリンクを貼る。
(Yahoo!ボックスだとスムーズにページが遷移します)
他のドメインに飛ばそうとすると一旦ヤフオク側から警告が入り、
ユーザー目線ではクリック数が増えてしまいます。
★説明文は普通の文字入力ですと他のセラーと比較すると見劣りします。
HTMLタグ入力をお勧めします。
HTMLタグが分からない方はテンプレートを使用してください。
これも色々ありますが、私は即売くんを使用してます。
http://www.noncky.net/software/sokubaikun/
★説明文と価格設定に関しては後述します。
★下記に全てチェックを入れてください。
・入札者評価制限
・入札者認証制限
・自動延長
・早期終了
質の悪い入札者から自分の身を守る為です。
★注目のオークション・太字テキスト・背景色もできればお金をかけてください。
普通の車屋がかける広告宣伝費から考えれば微々たるものです。
★説明文について
路面店の相場と比較して、格安の出品だという事をPRしてください。
理由は、多額の固定費(展示場運営費・人件費・広告宣伝費)をカットしてるからです。
簡単な自己紹介も記載してください。
第三者の検査を受けてるから安心な車両だという事、
試乗した感想、車両のスペック・装備の説明、
その他、気付いた事は事細かに記載しましょう。
顔の見えない相手との取引は入札者も一抹の不安を抱えています。
私の場合は、Facebookへのリンクも記載してました。
オークションは対等な立場での取引ですので、
媚を売る必要はありませんが、礼節は尽くしましょうね。
私が6年かけて完成させたテンプレートがありますので、
ご希望の方には有償でお渡しします。
★価格設定について
2つのやり方があります。
まずは(最低落札価格の設定なしで)1円スタートしちゃう。
これはなかなか勇気がいる事ですが必ず売れます(笑)
ミニバン・ハイブリッド・軽自動車あたりの人気車種だと閲覧数も多いので、
相場より低い価格で落札される事はまずありません。
もうひとつは即決価格を思い切り高くして、
値下げ交渉機能を設定する方法。
高い金額からの交渉で多少安くしても、
結果、相場よりは高く売れます。
人間の心理を突いた作戦です。
この方法はニッチな車種に有効です。
1人だけハマれば良い訳です。
こちらのほうが利幅は厚いです。
ただ売れるまで時間はかかります。
どちらの方法を取るかは人それぞれの考え方です。
台数を捌けるだけの土地と時間に余裕がある方は前者をお勧めしますし、
数ヶ月寝かせておくだけの金銭的に余裕がある方は後者をお勧めします。
★質問について
ネットで車を買おうとしてる方は、少なからず無茶苦茶な質問をしてくるケースがあります。
その時は。。。放置でOKです。
回答しなければ、その質問が公開される事もありません。
また、やたら細かい質問をしてくる人も放置です。
性格的に細かい人は、落札してからも何かと細かいです。
予期せぬトラブルに発展致しかねません。
日本人の気質として、来た質問にはきっちり答えなければという発想が働きます。
しかし、ヤフオクでそれをする必要はありません。
細かい質問に丁寧に答えれば、
さらに細かい質問が来ます。
ドツボにハマります。
アバウトなくらいがちょうど良いです。
アバウトな売り手にはアバウトな買い手が付きますから、
余計な労力を使わなくて済みます。
★引き渡し
落札されたら引き渡しの作業が最後にあります。
ヤフオクは少しでも安く買いたい方が多いので、
陸送代を浮かす為、直接引き取りに来られるのがほとんどです。
名義変更も落札者がご自身で手続きされるケースが9割です。
AAから仕入れた車でしたら、
引き渡しの前に、一旦ご自身の名義に変更しておいてくださいね。
仕入れた時のままの名義で落札者に渡してしまうと、
名義変更期限を守ってくれないトラブルが発生する可能性があります。
AAで落札した車の名義変更期限は、
落札の翌月末です。
手続きが遅れてAAからペナルティを受けるならまだしも、
そのまま居なくなられたらAAは退会処分になります。
せっかく入ったAAですからその辺は丁寧にしましょう。
念には念を。
落札者からは免許証の画像を確保しておきましょう。
何かと理由をつけて免許証を出さない人は、
逃げる可能性大です。
名義変更が完了するまでは保証金もお預かりしておいたほうが良いです。
相場は3万円前後です。
お金を預けてる限りは、
「早く名義変更しなければ」という意識が働くものです。
★必要書類
引き渡し時には下記の書類をお渡しします。
・車検証
・印鑑証明書
・委任状
・譲渡証
以上、名義変更時に必要です。
その他に、
・リサイクル預託券
・自賠責保険証券
も車に入れておかなければいけませんのでお渡しください。